7/24 山古志闘牛 結び 柿乃花黒ダイヤ-薬師大力 中編

第十三回:柿乃花黒ダイヤ(八歳/岩手)-薬師大力(六歳/中野) 

勢子の声にも力が入ります。
両牛はこれに応えるかのように、熱い闘いを繰り広げます。
前席の夫婦も興奮状態、いろいろと言葉を発して応援しています。
この取組には解説が入りませんが、勢子も客席も大盛り上がり。

ここに載せているのは、開始から二分くらい経過したあたりから。
角でやりあい、頭を付けて力比べをしているような展開でした。
柿乃花黒ダイヤがねじ伏せるかのように、薬師大力を土に付けました。
薬師大力の表情は、さすがにショックを受けたかのようでした。
しかし、立ち上がるとすぐに角を使って反撃。
左角が当たった柿乃花黒ダイヤが膝を折ると、そこから突進します。
しかし、黒ダイヤは見事に体勢を変え、またしても角の突き合いに。
写真を撮っている際は気付きませんでしたが、このあたりから変化が
起きてきます。柿乃花黒ダイヤの左角が赤く染まってきました。
しかしこれ、薬師大力の右角、根元からの出血でした。
それまでに数回、柿乃花黒ダイヤの左角で攻撃されている場所です。
しかし、ここでも耐える薬師大力。
しかも、勢子のことをちらりと見る余裕がまだ残っていました。
攻撃を受けたり返したり、押されたり押したり。迫力の攻防が続きます。
柿乃花黒ダイヤの左角は、もうハッキリ解るほど赤くなりました。

そして時間になり、勢子が分けるために綱を柿乃花黒ダイヤに掛けます。
薬師大力はこのタイミングを狙っていたのか、猛然と突っ込みました。
これが見事に成功し、柿乃花黒ダイヤは一気に押されます。
最初は顔の近くから横を攻め、そのあとは後方横から押し込みます。
これで柿乃花黒ダイヤは、柵に右足付近をぶつけてしまったのです。
薬師大力は柿乃花黒ダイヤを追いますが、勢子が止めました。
ちなみに、ケガをして出血している右角も使っていました。
庇う素振りは見られず、意地をすべてぶつけたかのような攻撃。
凄まじいものがありました。
客席から、いろいろな感情の混じった声が多々聞こえてきましたが、
前席の夫婦も含め、薬師大力の凄さに「すげぇ」感動したようです。

最終章では、薬師大力の、ケガにも負けない姿勢をお伝えします。

※動画は山古志闘牛会のYouTubeチャンネルで。登録もお願いします。
※記事作成にあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
7/24 山古志闘牛 結び 柿乃花黒ダイヤ-薬師大力 中編_b0016600_1113913.jpg

↑左が薬師大力、右は柿乃花黒ダイヤ。大相撲の、投げの応酬を見ているよう。
7/24 山古志闘牛 結び 柿乃花黒ダイヤ-薬師大力 中編_b0016600_11241100.jpg

↑柿乃花黒ダイヤに押さえつけられた薬師大力。さすがにショックを受けてる ?
7/24 山古志闘牛 結び 柿乃花黒ダイヤ-薬師大力 中編_b0016600_1142188.jpg

↑なんだか呆然としているみたいです。柿乃花黒ダイヤは気合が入ってますね。
7/24 山古志闘牛 結び 柿乃花黒ダイヤ-薬師大力 中編_b0016600_115560.jpg

↑でも薬師大力は立ち上がった ! 「まだまだ ! 」とばかりに立ち向かいます。
7/24 山古志闘牛 結び 柿乃花黒ダイヤ-薬師大力 中編_b0016600_1171066.jpg

↑あっ、またやられた。ビックリした表情を浮かべる薬師大力。
7/24 山古志闘牛 結び 柿乃花黒ダイヤ-薬師大力 中編_b0016600_1182356.jpg

↑「やったな ! 」柿乃花黒ダイヤを押し出す薬師大力。負けてません。
7/24 山古志闘牛 結び 柿乃花黒ダイヤ-薬師大力 中編_b0016600_1215251.jpg

↑薬師大力も積極的に攻撃してます。それにしても、低く当たりますね。
7/24 山古志闘牛 結び 柿乃花黒ダイヤ-薬師大力 中編_b0016600_123302.jpg

↑このカットから、薬師大力の右角に出血が見られます。「イテェなぁ。。。」
7/24 山古志闘牛 結び 柿乃花黒ダイヤ-薬師大力 中編_b0016600_124252.jpg

↑出血が広がってきました。角根元付近の毛が赤く染まっています。
7/24 山古志闘牛 結び 柿乃花黒ダイヤ-薬師大力 中編_b0016600_1253083.jpg

↑柿乃花黒ダイヤは果敢に攻めてきます。けっこう血が出ているように見えます。
7/24 山古志闘牛 結び 柿乃花黒ダイヤ-薬師大力 中編_b0016600_1261127.jpg

↑柿乃花黒ダイヤはやはり、薬師大力の右角を狙っているようです。
7/24 山古志闘牛 結び 柿乃花黒ダイヤ-薬師大力 中編_b0016600_1284328.jpg

↑左右が入れ替わりました。どちらも気合の入った表情を見せています。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM)
by keiji_takayama | 2020-08-06 01:29 | 山古志闘牛場

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama