7/24 山古志闘牛 羽黒山-山仁

第十回:羽黒山(九歳/大久保)-山仁(九歳/大阪)

山仁、羽黒山の順に入ってきました。この両牛は同い年です。
どちらも面綱を付けての入場。気合いの入った動作を見せます。
同級生として鎬を削ってきて、久しぶりの取組みになりました。
ゲートの閉まる音。取組が始まりました。

いきなりゴンッという鈍い音。勢子も大きな声を出しています。
まずは山仁が仕掛けました。左角を掛けてそのまま前に出る !
ドンッ、ドンッ。場内も一気に盛り上がります。
しかし、羽黒山は落ち着いて場所の中央に戻します。
またドンッという音。
山仁、左角をよく使います。
羽黒山は掛けた角が外れた瞬間を狙い、飛び込もうとします。
「よしたー」「それいけ ! 」「ほらほら ! 」勢子の声が響きます。
双方が自分の角の外側を使って、回り込もうとしました。
お互いがパッと動いたのでやめましたが、とても見応えがあります。
羽黒山、頭を下げます。
山仁が仕掛ける瞬間に、逆に自分が先に仕掛けていこうとする。
すごいな、まさに頭脳戦です。
勢子の手拍子、ドンッという音。
山仁が飛びこんだ瞬間を切り返す羽黒山。またしてもドンッ。
少しずつ音が盛り上がり、勢子と客席のボルテージが上がっていく。
山仁が仕掛ける、羽黒山が切り返す !
さぁそして走る音。勢子が飛び込みました。
「足だ ! 」という声が聞こえます。客席も固唾を飲んで見守ります。
複数のお客さんが「おーおーおー」「おおおおぉ」と声を出します。
最後、綱がかかってからも、どちらもまだやっつけようとする意地。
まさしく、若い頃から闘ってきたライバルと言える相手。
「オレは負けないんだ」そんな意地を見たような気もします。
見事な松田さんの解説、場内は大きな拍手に包まれました。

引き回し。
牛持ち同士は相手の牛の健闘を讃え合っていますが。。。
牛同士は相手からまだ目を離していません。
「同い年の相手には負けない」目がそんなふうに訴えているようです。
お互いが「まだまだやれるぞ ! 」そんな主張をしているようにも感じます。
山仁、羽黒山の順に引き上げました。

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※記事作成にあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
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↑左が山仁、右は羽黒山。うう、解りにくい。。。なぜか羽黒山はドヤ顔でした。
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↑まずは左の山仁が仕掛けます。右角が当たってる ?
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↑頭を合わせて押し比べ。羽黒山のほうが、ちょっと余裕がある感じ。
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↑写真だけ見てると、何か言いたそうな雰囲気なんですよね。。。
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↑間近に迫る山仁の角。ちょっと驚いたような羽黒山の表情。
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↑羽黒山は、天然パーマのようなもじゃ毛が特徴的。目つきも鋭いです。
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↑こちらは山仁の攻撃でしょうか。頭を低くして、突撃しているように感じます。
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↑体勢そのものは開始時と変わらず、左が山仁です。いい表情をしていますね。
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↑山仁の角、羽黒山の額にガッチリ絡みついています。足が逞しい。
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↑チラリと見える羽黒山の目、強い意志が宿ってそうです。山仁、狼狽えた ?
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↑ちょっと考える両牛。位置が変わり、左が羽黒山、右は山仁です。
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↑羽黒山の角が当たったか、目を瞑る山仁。羽黒山は四股を踏むような体勢です。
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↑山仁の「うっ」という表情を見ると、羽黒山の攻撃が厳しいのだと感じます。
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↑山仁の角を、羽黒山がガッチリとガードしているようです。山仁、悔しそう。
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↑終盤、羽黒山の角が山仁の耳元を捉えました。これはちょっと痛そう。。。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM)
by keiji_takayama | 2020-08-03 17:05 | 山古志闘牛場

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama