庄八は参星より五歳年下です。人間で言えば五十代と三十代の対戦。
写真を見て感じたのは、参星の表情が優しい、ということでした。
庄八はギラギラするような目線を参星に向けています。
しかし、参星のほうはといえば、それを受け止めているようです。
たまたまそういう場面でシヤッターを切っていたのでしょうけど、
こう思ったのは一度や二度ではなく、かなり多かったんですね。
そこで何となく勝手な想像を働かすと。
「胸を借りた」庄八に対して、稽古を付けていたのかなと。
どことなくですが、若手と闘った昨年千秋楽の武雄力を思いました。
牛は最初に頭を合わせた時点で、相手のことを理解するといいます。
取組直後の、庄八による先制攻撃でそれを知り、対応したのかなと。
そう思って写真を見ると、どうも合点がいくんですよね。。。
それにしても、いい形を見せてくれました。
もともと今場所は、全体的に撮影した枚数が多いです。
この一番は353と書きましたが、このあと過去最高撮影枚数を記録した
取組が出てきます。まだ写真全体を見ていませんが、これも二回かな。。。
※動画は山古志闘牛会のYouTubeチャンネルで。登録もお願いします。
↑後編です。やっぱり参星は優しそうな表情で、庄八を見ているような。。。
↑庄八、横からの攻めでしょうか。参星は受ける体勢を整えているようにも。
↑でもこれは参星が押してるなぁ。うん、教えているのだとしておきましょう。
↑こうして頭を合わせている写真を見ると、参星の角の長さが目立ちますね。
↑参星の角が間近に迫ってきて、ちょっとドッキリの庄八。だったりして。
↑横から押されている参星。でも、あまりヤバそうな表情ではないような気が。
↑一方の庄八。一生懸命なところがよくわかります。
↑この取組はずっと雨が降っていました。角の交錯。庄八の目線は鋭いです。
↑当たった瞬間でしょうか。毛がたくさん舞っています。参星はどっしり。
↑こちらも当たったところ。毛が舞う中、参星は穏やかな表情を浮かべました。
↑見ようによっては、直接アドバイスしているようにも。。。? ナイショ話かな。
↑庄八は力の入った表情。参星には余裕が感じられます。
↑庄八はなんとも面白い体勢になりました。参星は体を低くしています。
↑参星はやや様子見な感じ。角のカーブが美しいです。
↑終了間際のごっつんこ。この一番、庄八にとってはいい経験になったでしょう。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM)