7/12 山古志闘牛 響-玄徳

第三回:響(四歳/新潟)-玄徳(三歳/山古志)

響はまだ四歳ですが、とても大きな牛です。
体のつくりだけを見たら、ほとんど一人前の牛と同じくらいです。
体重は900kgくらいありそうです。この一冬で成長しました。
まず響、そして玄徳が入ります。玄徳も三歳では大きな牛です。
それでも、響のほうが一回り大きいです。
ゲートが閉まり、取組が始まりました。

頭を合わせてみると、若い玄徳も骨格は負けていないようです。
響は柔らかく受け止めています。
相手が一つ年下だということを、この時点で理解しているのです。
なので、「やれるだけやってみろよ」と胸を貸しています。
綱を引いている勢子と、両牛の足音が聞こえてきます。
けっこう動きがあります。
響は本気を出していません。若い玄徳に角突きを教えているようです。
玄徳のほうは、切り返して一生懸命前に出ます。
時折、「こうやって横から攻めるんだよ」とばかりに、響が角を出します。
しかし、決して追い込むようなことはしません。
若い牛を育てよう、そんな思いも感じられるのです。
「攻めてみろ ! 」とでも言うように、首を出します。
そして、柔らかさを使って受け止めます。これは余裕がある証拠です。
全力を出しても柔らかさを持っている牛は、とても強いです。
一見すると攻め込まれているように見えますが、再び柔らかく受けます。
玄徳にとっては、とてもいい経験になる取組です。
そして勢子の判断により、引き分けになりました。
頑張った両牛に、大きな拍手が贈られました。

どちらも黒牛なので、なかなか見分けがつきません。
耳元にあるタグの数字が「24801」「35」が玄徳ですね。
たまに玄徳が驚いたような表情を見せていたのが印象的でした。
響先生、教え方がなかなか上手なようです。
玄徳は強い目線を響に向けるなど、勇敢なところもありました。
三歳の牛が複数デビューしたわけですが、これからも含めた対戦相手に
よってどのような変化があり、どのように成長していくのでしょう。
とても興味深いです。玄徳は一足早く、いい勉強をしました。

※記事作成にあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
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↑左が玄徳、右は響。玄徳の当たりを響が受け止めているように見えます。
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↑開始直後から、玄徳が積極的に仕掛ける展開。
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↑教える中にも厳しさがある ? 玄徳、ちょっとビックリした表情です。響はギロリ。
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↑綱を付けての対戦とはいえ、白熱したシーンもあります。玄徳、やる気あり。
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↑玄徳の角に、響の角が当たります。これだけでもかなりのプレッシャーです。
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↑なんだかヒソヒソ話しているみたい。左の響、やっぱり大きいですね。
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↑まさに正面衝突。右が玄徳です。いい度胸してます。
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↑玄徳、いい表情を見せるようになりました。短時間なのにすごい。
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↑響、さりげなく角を当てます。玄徳はさすがにびっくりした感じ。
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↑横から入ろうとする響。玄徳にとってはこれもまたいい経験です。
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↑響、これはさすがの攻撃。一瞬の隙を見逃しません。
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↑横から攻める玄徳。いい表情になりました。
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↑勇敢に立ち向かう玄徳。一生懸命頑張ってます。
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↑左が響かな。クロスカウンター気味に角が入りました。
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↑若い両牛。終盤も元気いっぱいでした。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM)
by keiji_takayama | 2020-07-16 00:13 | 山古志闘牛場

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama