最近はとんと読んでいないが、かつてはこういうのが大好きだった。
おお、このクルマがこの予算で買えるのか ! などと勝手に興奮して、
それを手に入れた後のカーライフを都合良く想像し、ワクワクした。
クルマとカメラは似たようなものだ。なので、ちょっとそんなノリで
「1万円未満で買えるデジタル一眼レフ」はどんなものがあるのか、
調べてみたくなった。性能だけなら現行モデルが良いのは当たり前。
でも、安い価格で気に入った一台を見つける、そんな楽しさもあり。
というわけで、各社別に並べてみようと思う。まずはキヤノンから。
全体として、フルサイズはまだこの水準ではない。APS-Cが中心だ。
D30 ¥3,300 2000年発売、325万画素。けっこう楽しめそうだ。
D60 ¥4,400 2002年発売。630万画素。当時の価格は30万超え。
10D ¥6,600 2003年発売。デジタル一眼ブームを作った一台。
20D ¥6,600 2004年発売。800万画素、連写は約5コマ/秒。
30D ¥7,700 2006年発売。ピクチャースタイルが搭載された。
40D ¥9,900 2007年発売。1010万画素。モニターに賛否あり。
KissD ¥4,400 2003年発売。グリップラバーを拭くと渋くなる。
KissN ¥3,300 2005年発売。800万画素。当時は世界最軽量。
KissX ¥6,600 2006年発売。1010万画素。ピクチャースタイル搭載。
けっこう手頃なモデルがある。高感度耐性など弱い点も多々あるが、
この値段だったら割り切れると思う。レンズ込で15,000円程度から
探すことも出来そうだ。初期のD30とかD60はかなり面白そうだが、
モードダイアルが劣化しているケースが多い。10Dから40Dまでは、
それぞれメイン機として活躍していたカメラであり、なかでも30Dは
雨に打たれても全く壊れない、信頼性の高い存在だった。この価格なら
また一台手に入れてみようかと思うほどだ。これはかなり悩ましいぞ。
(価格は良品、並品クラスのもの)
(OM-D E-M1/NewFD 300mm F2.8L)