そして状況により、予想していない、意外なことが起きたりする。
千葉市動物公園でシロオリックスが撮れたのはいつ以来だろう。
ここのブログを遡ってみたら、2013年の1月に載せていた。
なんと7年振りということになる。
ひょっとしたらカメラを向けた機会はあるかもしれないけれど、
ブログに写真がないということは、即ちボツだったことになるわけだ。
まさか姿を見られると思っていなかった。それが当たり前になっていた。
もともとはキリンを見ようと思って、やってきた。
ちなみにオリックスはキリンの隣にいる。
しばらくキリンを眺めていたが、なかなか写真を撮れるチャンスがない。
ならば仕方ないと思い、暫く眺めていた。
もともとそういうことがあるはずがないと思っていたので、隣の動物が
外に出ていて動いているとは思わなかった。見えているのに見ていない。
それに気付いてビックリしたほどだ。
これはもうオリックスを狙ってみたくなる。
隣のキリンもそれとなく、オリックスの行動を見ている。
どうやら、陣地に侵入してきたカラスが気になるようだった。
ここは背景が思い切りフェンスになる。しかも、距離が比較的近い。
なので、考えている写真が撮れるのには、それなりの条件が必要だ。
そして、なんとかカラスのいる支柱から離れて欲しかった。
とはいえ、こちらから何かアプローチができるわけもない。
でもこれは、姿を見ることができただけでいいじゃないか、そう考えた。
ところが、ここで「意外」が発生する。
隣のキリンが食事&ガイドの時間だったようで、担当の飼育員さんが
抱えて歩いてきたのだった。それに目線を向けるオリックス。
久し振りに撮れたと思ったのだが、なんと露出補正値を間違えていた。
これは完全に迂闊だった。
こりゃもうダメかと思ったが、とりあえずそのまま構え続けることに。
すると、やはり気になったのか、もう一度こちらを向いてくれた。
これでまぁなんとか。それにしても、今回の千葉は運が良かった。
いや、千葉は前から良い意外性があるところ。それは変わらない。
(OM-D E-M1/NewFD 500mm F4.5L)