10/23 山古志闘牛 赤武者-文平

第二回:赤武者(三歳/山古志)-文平(三歳/虫亀)

先に入場の牛が文平、後から赤武者が入ってきました。
この取組も、両牛がまだ若いため、綱を付けての対戦となります。
取組開始。
どちらも三歳の牛ですが、生まれた月で言えばかなり違いがあります。
文平のほうが一回り大きいです。
おっ。。。赤ちゃんが大泣きしている声が聞こえます。大丈夫かな ?
赤武者は、大きい文平を正面から押し込めないと判断したようです。
第一回の赤黒と同じように、横に回ろうとします。
これに対して文平は、体を柔らかく使って受け止めています。
柔らかく使えるというのは、牛の心に余裕があるから、なんですね。
赤武者は一生懸命、横から押します。

ちょっと早いかな ? というタイミングでしたが。。。
少しして、勢子の判断で双方が分けられました。
客席からはちょっと意外そうな、声にならないざわめきが。
どうやら、赤武者が鼻のところから少し血を出していたようです。
この解説には「あぁ。。。」という声が客席から聞こえてきました。
まだ若い牛ですから、無理はさせません。ここで引き分けです。
お客さんも納得したようで、たくさんの拍手が両牛に送られました。
それにしても、勢子の皆さんはとてもよく牛の状況を見ています。
当たり前といえばそうかもしれませんが、牛を労る地域の姿勢は、
こういうところからも感じ取れます。両牛ともに引き上げました。

どちらも赤牛なので見分けが付きにくいのですが、文平のほうが
大きいのと、耳に付けたタグの番号でなんとか区別できそうです。
赤武者のタグは左側が「7797 1」、右側は「1532」と書かれています。

赤武者も積極的、横から攻めようとします。
しかし、第一回の響とは異なり、この両牛は同い年。
受けるという感じではなく、それなりに避けようとしていたようです。
そして中盤以降になると、文平も攻めに転じます。
圧力は文平のほうが勝るようで、赤武者の表情がそれを物語っていました。
このあたりから、赤武者が鼻から出血しているのが解ります。
それでも果敢に攻撃を仕掛ける赤武者。気合入ってます。
文平を柵の手前付近まで押し込みました。鼻はハッキリと赤いです。
このあと中央に戻ってきて再度頭を合わせますが、ここで引き分け。
赤武者の出血は続いているようですが、そういう素振りはなくて、
最後までいい表情でした。文平も見せ場を作ってくれましたね。
※記事作成にあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。

10/23 山古志闘牛 赤武者-文平_b0016600_20282287.jpg

↑左:赤武者、右:文平。文平のほうが大きいのが解ります。睨みも強そうです。
10/23 山古志闘牛 赤武者-文平_b0016600_20292353.jpg

↑文平を横から押そうとする赤武者。文平の角はさりげなく赤武者に当たってます。
10/23 山古志闘牛 赤武者-文平_b0016600_20311672.jpg

↑綱を付けての対戦とはいっても、ぶつかるシーンは迫力満点です。
10/23 山古志闘牛 赤武者-文平_b0016600_20314542.jpg

↑こちらも赤武者でしょうか。真剣な表情で、立ち向かっていきます。
10/23 山古志闘牛 赤武者-文平_b0016600_20321776.jpg

↑何とか押せないかと、戦略を練っているようにも見えます。
10/23 山古志闘牛 赤武者-文平_b0016600_20331133.jpg

↑これは文平かな ? カッコいいですねぇ。引き締まった表情、真剣さが伝わります。
10/23 山古志闘牛 赤武者-文平_b0016600_20342256.jpg

↑赤武者の攻撃を受ける文平。まだまだ余裕があるように見えます。
10/23 山古志闘牛 赤武者-文平_b0016600_2035281.jpg

↑今度は文平の反撃 ? それにしても、この目線の鋭さは相当のプレッシャーです。
10/23 山古志闘牛 赤武者-文平_b0016600_2037669.jpg

↑頭を合わせて文平の凄さを感じたのか、赤武者はビックリした表情でした。
10/23 山古志闘牛 赤武者-文平_b0016600_2038781.jpg

↑低く構える赤武者ですが、文平の角が見事にヒット。角の付け根でした。
10/23 山古志闘牛 赤武者-文平_b0016600_20395594.jpg

↑赤武者、最後に魅せた ! いい押し込みでした。鼻から血が出ているのが解ります。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM)
by keiji_takayama | 2019-10-27 20:27 | 山古志闘牛場

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama