結びの常連、大横綱の名前を耳にしたからです。
そう、今場所はちょっと出番が早めだったんですね。あ、それか。
第十回:柿乃花ゴールド(十四歳/岩手)-天地人(十歳/山古志)
残すところはあと三番になりました。
先に入ってきたのは柿乃花ゴールドです。唸ってます。
そして、この横綱の胸を借りるのが、天地人です。
さあ、取組開始。
勢子がなんとか頭を合わせようとしましたが。。。
天地人、離れてしまいました。
客席からは「闘いたくないって」の声が。
再度、勢子が頭を近付けますが。。。
ああ、またしても離れてしまいます。
これは柿の花ゴールドの威光が凄かった、そう言うしかありません。
前回、天地人は武雄力といい角突きを見せてくれました。
闘牛会も楽しみにしていたのですが。。。
「貫禄勝ちだな」なんていう声も聞こえてきました。
天地人、柿乃花ゴールドの順に引き上げました。
そんなわけで、なんと写真は1カットしかありません。
ファーストコンタクトの一瞬を、2カット撮っただけでした。
この最初の一瞬は、結果がどうであれ必ず訪れます。
これを押さえておくのとそうでないのとでは、決定的に差が出ます。
「ない」が「ある」になるのは、それだけで貴重かもしれません。
それにしても、柿乃花ゴールドはすごかった。
どのあたりで、天地人の気力を喪失させてしまったのでしょう。
ひょっとしたら。。。
取組前に、柿乃花黒ダイヤが大きく唸っていました。
ゴールドが先に出る、これは知る限りでは初めてのことです。
なので、気持ちがいつもより強かったのでしょうか。
いろいろ思いを巡らせて、勝手な想像が膨らむ一番でした。
今日はちょっと残念だった天地人、リベンジの機会がありますように。
※記事作成にあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
↑唯一撮影したカット。おそらく手前が天地人です。もう横を向いてる。。。
(OM-D E-M1X/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO+MC-14)