8/11 山古志闘牛 山王-小豆丸

闘牛場内の砂埃が多くなってきたので、水を蒔くためにしばし休止。
この時間を使って、先日「写真甲子園」全国大会に出場し、敢闘賞を
受賞された、新潟県長岡市の「中越高校」写真部2名によるご挨拶が
ありました。この山古志闘牛で撮影した8枚組の写真で、地区予選を
勝ち抜いたそうです。闘牛場内でもボランティア活動を行っていて、
その合間に撮影しているとのこと。大きな拍手で、お客さんもお祝い
していました。因みに牛も、数頭がこの挨拶に合わせ唸ってました。
余談ですが、東京代表は明治大学付属中野高校だったそうです。参加
した選手のうち二人は店の常連さんでした。新潟贔屓の身ですけど。

第八回:山王(十二歳/神戸)-小豆丸(八歳/長岡)

この一番は、いろいろな意味で注目です。
まずは小豆丸の入場です。とても珍しい、黒と茶のしましま牛です。
そして、あとから赤牛の山王が入ってきました。
この両牛、牛持ちは揃って女性、そしてそれぞれが攻撃的な牛です。
どんな闘いになるでしょうか。

取組が始まりました。まずは小豆丸が右から二発。
(どこかで牛が16回唸りました。たぶん、後ろからじゃないかなぁ。)
「迂闊に飛び込めば、小豆丸の痛い角をもらってしまう。」
山王は考えて、右から切り返します。額から砂煙が上がるくらい。
ここで客席から「痛かったなぁ」の声が上がりました。
小豆丸の右角の先には、山王の額の毛がびっしりと付いています。
そのくらい、額を掘った、ということになるわけです。
暑さがかなり厳しいので、ここで無理をさせるわけにはいきません。
今シーズンはこの後も本場所が控えています。
従って、ここでこの取組は終了、引き分けになりました。
そして、牛持ちの女性二人による引き回し。場内盛り上がりました。

しかし、自分の力を見せられなかった山王は面白くありません。
綱を引っ張られても帰る素振りは見せず、地面を掘っています。
場内からは山王を称える拍手が贈られ、ようやく引き上げました。

《写真の密着》
トータル199コマ撮影していますが、半分以上は入退場のショット。
時間がやや短かったこともあり、対戦自体はさほど撮っていません。
はじめはお互い顔を離していましたが、少しずつ近寄って、ちょっと
頭を下げたな、と思った次のカットで大きく動きがありました。
砂埃に包まれていて状況がハッキリしないのですが、小豆丸の左角に
毛が付着しています。(ただし、その後落ちたと思われます。)
おそらく、攻撃したのでしょう。その直後のカットでは、右角に毛が
絡んでいます。これは落ちることなく、そのまま付いていました。
そのあといったん離れる両牛ですが、そのあと再び顔を合わせます。
下を向いて角を突き合わせて、まさに真剣そのものでした。
時間も短く悔しかった山王ですが、7月場所では柿乃花黒ダイヤと
対戦しています。牛の速さを存分に見せてもらいました。また次の
活躍に期待したいと思います。小豆丸の攻撃は見事なものでした。

※記事作成にあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
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↑時間は少し短かったけど、両牛とも一生懸命に闘いました。
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↑はじめはこのように、様子見。ちょっと離れて伺う感じでした。
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↑ちょっと近付いて。。。この時点では、小豆丸の角には泥しか付いていません。
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↑またちょっと離れて。
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↑そしてこうなりました。砂埃が舞い、小豆丸のこの表情。
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↑小豆丸の右角に、毛が付着しています。
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↑そしてもう一発。右角が山王に当たっています。
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↑またちょっと離れました。鼻でコミュニケーション取ってるみたい。
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↑頻度は山王が仕掛けます。小豆丸は目を大きくして見てますね。
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↑いい感じの睨み合い。
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↑またしても、顔の周りに砂埃が舞っています。
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↑最後にまた睨み合い。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-08-23 08:30 | 山古志闘牛場

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama