8/11 山古志闘牛 炎-黒斗

それでは8月11日お盆場所、全取組の写真を載せていきます。
今回は12組の熱戦が繰り広げられました。
暑かったけど、「牛と牛」、「牛と勢子」の熱い闘いは夏バテ知らず。
そんなシーンをお届けできたらと思っています。

まずはMCの松田さんから山古志の角突きについて、説明が。
これを聞くだけでも、闘牛に対する興味が大きく湧いてきます。
そして、とても勉強になります。最低限知っておきたいことです。

取組開始の前に、御神酒と塩で場内が清められました。
本日も牛や勢子に怪我がないよう、そして勢子たちはこれを口にして、
体を清めて場内に入ってきます。その後、取組がアナウンスされます。
これを勢子たちが拍手で承認し、本日の取組が正式決定されました。

第一回:炎(二歳/山古志)-黒斗(二歳/山古志)

この地域の牛の角突きは、基本的に三歳にならないと出場できません。
ただ、今回はせっかくのお盆の角突きということで、小さい二歳の牛が
闘牛を行います。牛の二歳といえば、人間では小学生になったあたり。
まだかわいらしいですが、これが経験を積んで年齢を重ねてくると、
後半に出てくる素晴らしい牛に成長します。その流れも見どころです。
先に入場したのは炎。あとから黒斗が入ってきました。

この両牛は、闘うというよりは、この場所の雰囲気に慣れさせたい。
ここで嫌な思いをしてしまうと、若いだけに尚更心にキズが残ります。
そうなると、牛が力を発揮することができなくなってしまいます。
むしろ遊んでもいいくらいで、この場所が怖くないから遊べるのです。
それが成長して経験を積むと、意地の感情が生まれてきます。
二頭は頭を合わせて押し合っています。
この牛たちはまだ500kgあるかないか、将来は1トンくらいになるかな、
というところ。しかしそこまで成長するのに4、5年かかります。
(ここで出番待ちの柿の花黒ダイヤが14回唸りました)
まだまだ若い牛ですが、成長して素晴らしい牛になってもらいたいです。
勢子の判断で両牛が分けられ、引き分けになりました。場内の拍手に
包まれて、それぞれ引き上げていきました。フレッシュな闘いです。

《写真の密着》
炎はこの取組がデビュー戦でした。黒斗は2回目の闘牛になります。
耳に付いているタグの番号で、なんとか識別できるかなと思いましたが、
これがけっこう難しくて、尚且つ確信を持てる決定打に乏しかったため、
敢えて特定はしないでおきます。幼いながらも、ちゃんと闘いました。
角もまだ短いけれど、攻撃されたらそれなりに痛そうです。
両牛が並んで顔を上げ、勢子として綱を引いていた松井会長を見ている、
そんなカットがありました。まるで先生のお話を聞いているようです。
まだまだ子供だけど、将来に期待できそうな、激しい動きもありました。
数年後が楽しみな両牛です。

※記事作成にあたり、MC勢子・松田さんの解説を参考にしています。
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↑え、まだ2歳なの ? と思ってしまいます。元気な姿で楽しませてくれました。
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↑予想していなかったのか、押されてちょっとビックリしています。
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↑整列しています。視線の向こうには闘牛会会長、松井さんの姿が。指導中かな ?
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↑睨み合い。ちゃんと様になっています。
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↑睨み合って、頭を合わせて。さあ頑張れ。
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↑横目使って、相手を見てる ?
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↑力いっぱい、相手にぶつかっていきます。
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↑力強い姿に、場内のお客さんからも拍手が飛んでいました。
(1D X /EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM )
by keiji_takayama | 2019-08-16 00:30 | 山古志闘牛場

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama
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