そんな印象がとても強い。年が変わるかのような騒ぎっぷりだ。
全くもって騒々しい。そういうのを目にする度に、醒めていく。
そんなことより、4年間通っていたコンビニがなくなることが残念だ。
ついにこの日が来てしまった。
どんどん店の商品が減っていき、ガラガラになった棚を見つめた。
4年間、ほとんど毎日通っていた。
もう生活の一部として、完全になくてはならないものだった。
店員さんとも言葉を交わしたことが何度かある。
それぞれの時間帯で、顔を覚えられていた。当たり前だけど。
昨夜、最後の弁当を買って、夕方勤務の若い女の子と挨拶を交わした。
そして今朝、出勤絵に立ち寄って、最も世話になった深夜のかたに
最後の挨拶をすることができた。仕事から帰ってきたらもう閉店だ。
雨が寂しそうに店先を濡らしていた。明かりもなく静かに佇んでいた。
次に何か入るのだろう。しかし、なんだか生活がつまらなくなった。
たかがコンビニ。されどコンビニ。
いい年して独身の一人暮らしにとっては、貴重な場だったのだろう。
(OM-D E-M1/スーパータクマー200mmF4)