ミーアキャット劇場

プレーリードッグとミーアキャットは、ほぼ同じ場所で見られる。
しかし、ミーアキャットはガラス越しなので、プレーリードックから
見ることにした。ちょこちょこ動き回るので、飽きずに楽しめる。
写真を撮りながら、ふとミーアキャットに目を向けると、若い女性が
スマホを向けているのが目に入った。緑の服がとても映えていたので
レンズを構えてみるが、やはり人は撮る気になれない。すぐやめた。
どうやら、ガラスのすぐ手前にミーアキャットがやってきたようだ。

しばらくすると、またしても後方から楽しげな声が聞こえてきた。
どうもヒトに興味があるらしい。近寄ってくればこちらも嬉しい。
そんな効果なのだろう。ほのぼのとした時間と空気が流れていた。
平日なのでお客さんは少ない。やがて、ミーアキャット前は無人に。
すると、妙な展開が目の前で繰り広げられたのだった。

そこそこ離れていたので、こちらの存在には気付いていないらしい。
一頭がガラスの前にやってきて、なんと周囲をきょろきょろ見ている。
「だれか来ないかなぁ。」そんな感じなのだ。そして、こじつけだが、
なんだか楽しそうな表情を浮かべている(ように見える)。でもそこで
ちょっと我慢。次にどうなるのかを見たくて、敢えて動かなかった。
「お客さん来ないでくれ〜。」そんなことを思いながら。しばらくして
もう一頭がやってきた。だんだんと近寄り、ついには背中を合わせて
それぞれが反対方向を観察し始めた。お客さんを探していたのかな。

まさにミーアキャット劇場。時間は短かいけど、いいシーンだった。
ミーアキャット劇場_b0016600_015083.jpg

(OM-D E-M1/スーパータクマー200mmF4)
by keiji_takayama | 2019-04-12 00:15 | こども動物自然公園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama