般若

この写真を撮っていた時、手応えは全くありませんでした。
「大きく狙えるけど、キャッチライトが薄い。おそらく絵にならない。」
こんなことを感じつつ、シャッターを切っていたのです。

目がちょっと窪んでいるので、正面から撮ると入りにくいんですね。
多少見上げるような目線になれば、目に輝きが宿ります。
そのチャンスを、難しいだろうと思いながらも待っていました。

しかし、そうそうこちらの思い通りに事は進みません。
仕方ないかと思いつつ、その場を離れたのでした。
ところが、帰ってきて写真を確認していると、別の意味で興味深い
ことがありました。それは、「般若」に見えるということです。
雨で体毛が濡れて逆立っています。これが揺らめく炎のように見えて、
そうなるともう般若にしか見えなくなりました。面白いものです。
般若_b0016600_184591.jpg

(7DMarkII/タムロン18-400mm F3.5-6.3 Di II VC HLD)
by keiji_takayama | 2018-03-09 01:09 | 蔵王キツネ村

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama