掛川もそうだが、使っているカメラの高感度性能を知ることが出来る場所だ。
ふだん風景を撮っている人だと、ISO感度はせいぜい上げても400程度だろう。
これがツアーなどになると、手持ちで撮るとして1600あたりになろうか。
しかしこの花鳥園は、それ以上でないと話にならないのである。
フクロウの顔を撮るのでさえ、相手がじっとしていてもなかなか難しい。
カメラを入れる角度の問題もあるが、最大の敵は暗さ=ブレなのだ。
これをできる限り防ぐため、ISO感度も通じよう寄り大幅に上げる必要がある。
特に、高倍率ズームを使って撮ろうとすると尚更だ。開放F値が暗いのがその理由。
というわけで、いつもは体験できないほどのISO感度で撮影を行うことになる。
つまりは、その水準で写真を撮ったら結果はどうなるか、ということを検証できる。
これは意外と知らない、「自分のカメラがどこまで頑張れるか」を知る、いい機会だ。
とまあこんな話をバスの中で行う予定。あとはドギーパークの「おふたりさん」次第。
まだ早いのだが、このツアーで2017年は仕事納めになる。しっかり務めたい。
余談だが、オナガフクロウは「ムーミン」に出てくる「スノーク」に似ていると思う。
(OM-D E-M1/M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 )