場所は千鳥ヶ淵。桜を撮るつもりで、だとしたら早朝がいいと思って、
準備を進めていた。当日もちゃんと起きたのだけど、雨音が聞こえた。
これで完全に気力がなくなってしまった。それで行くのを取りやめた。
第49回 シグマ 135mm F1.8 DG HSM Art 編
なぜ桜を撮りたいと思ったかというと、いつものレンズテストである。
今回はシグマ 135mm F1.8 DG HSM Art。ポートレートに最適という
イメージが強いのだが、桜で試してみたかった。返却の期限があるので
そうそう長いこと持っていられない。ほぼ一発勝負だと考えていたから
ボツはあまりにも痛かった。これで再撮影が決定、残念に感じていた。
ところが、午後になったら晴れてしまった。のんびり過ごそうと決め、
部屋の掃除をしていたのだが、天気の回復で写欲が騒ぎ出した。少ない
チャンスなのだし、それなら近くの公園で桜を撮ろう、そう決断した。
こうなると早いもので、さっさと切り替えて支度を開始。電車に乗り、
すぐ近くにある洗足池公園に行くことにした。行くと決めたら、僅かな
時間で到着する。さっきまでの雨模様が嘘のように晴れていた。これは
もういろいろ撮らないと気が済まない。大きなレンズがやる気にさせて
くれたので、そのままカメラを持って、公園内を散策することにした。
2時間ほどあちこち歩いた。広場では花見の宴会があちこちで開かれ、
賑やかで楽しそうな声が響いている。それを尻目に、桜を撮っていた。
それにしても、今回のレンズはとても良かった。大口径望遠は大好物。
使っていてとても楽しいし、ステイタス感もある。なにせボケがいい。
それでいてAFも素早いし、ボケを使った様々な表現も楽しめるのだ。
集中できたし、ホントにあっという間に時間が過ぎた。このレンズは、
持ち運びには苦労するかもしれないが、1本あると絶対に損はしない。
すっかり気に入ってしまった。余裕があれば、買ってすぐに使いたい。
写真は浜松のアムールトラ。顔に葉っぱがついてますね。気付いてる ?
(7DMarkII/EF600mm F4L USM)