前回、昨年9月にツアーで寄った際には、けっこういい感じだった。
持って行ったのがテストを兼ねたパナソニック12-60mmだったので
全身しか撮れなかったのだけど、それはそれで成果だと感じていた。
しかし、行ってみると「今回は厳しい」というのが第一印象だった。
歩き回っていたのだ。これは見ている分にはカッコいいのだけど、
ガラス越しの撮影になるであろうという点から、追っかけるのは
チャンスがあまりないと思っていたからだった。仕方ないので、
それでもどうにか姿だけは押さえたい。まずは歩くルートを何となく
観察して、写真を撮ることにした。日頃使っていないニコンなのだが、
まあたぶん大丈夫だろうと思い、AF-CとAF-Sを併用することに。
こういうのは頭であれこれ考えるよりも、シャツターを切るに限る。
カメラはきちんと仕事をしてくれるものだ。歩いているところを
ファインダーで追いながら、何コマか撮る、を数回繰り返した。
一昨日載せたカットもそんな流れでのもの。カメラがとても優秀で、
それにきちんと対応できるレンズもまた然り。純正ではないけれど、
そこはさすがのタムロンというべきか。たぶんシグマも同等だろう。
コントラストも低いし、写真作品としてはさして高評価ではないが、
とりあえずここに載せられただけでも収穫であった。クロスしている
後ろ足がなかなかにツボで、表情よりもそちらに目が行ってしまう。
まだらになっている尻尾もなかなか面白かった。本番ではどうかな。
(D750/タムロン 70-200mm F2.8Di VC USD G2)