嘴ボケ

カンムリコサイチョウ。このブログではおそらく初登場ではないか、
そんなことを思っていたのだが、なんと2013年8月に載せていた。
つまりはそれ以来なので、3年半ぶりということになる。時の流れは
とても早くてビックリする。と同時に、覚えていないことにも驚く。

以前載せたときにも書いていたけど、このカンムリコサイチョウは、
井の頭自然文化園の温室が取り壊されたことにより、移動してきた。
これまたちょろちょろとよく飛び回っている。なかなか動きを追えず
止まったと思えばまたすぐ飛び始める、の繰り返しだった。2羽いて
それぞれが元気よく活動している。見ている分にはとても楽しいが、
写真を撮ろうとするとなかなかに厳しいものがあった。しばらく見て
どこによく来るのかを探り出す。狙いを定めた場所はあったが、まだ
距離があり、大きく撮るには物足りない。少しずつ押さえのカットを
増やしつつ、チャンスを伺う。というのはいつものパターンである。

しかし、物事はそうそう思い通りにいくものではない。まして相手は
生き物である。飛んで回る法則というのはだいたい解ってきたけど、
それでも撮影は難しいと思い、いったんその場を離れた。隣にいる、
シロハラハイイロエボシドリを撮ることにする 。そして17分後に、
再びカンムリコサイチョウのところに戻った。すると面白いことに、
手前にやってきてくれたのだった。ようやくここで、大きく撮れた。
これで満足したのだが、写真をあとからチェックしてみたら多少なり
残念なことがあった。角度である。ワイルドな雰囲気がある、白黒の
毛は面白いと感じたのだけど、嘴がボケた。絞りは4にしていたので
被写界深度は8になる。それでも800mmだ。横顔にならない限り、
目元と嘴が水平上には並ばない。とすれば、当然ピントは合わない。
これだけがちょっと残念だった。もし機会があれば、次は横狙いだ。
嘴ボケ_b0016600_8163360.jpg

(OM-D E-M1/NewFD 400mmf2.8L)
by keiji_takayama | 2017-02-25 08:16 | 上野動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama