外せないインドガウル

さて、インドガウルである。
金沢動物園に来たら絶対に外せない。外すどころか長居している。
とにかくカッコいいのだ。大きな角、でっかい体。そして目つき。
とても魅力的だ。どこをどう見ても絵になるのである。
寝ていることもあるけれど、基本的にはなんだかんだと動きがある。
体だけ見ていればおとなしいが、目元をずっと追うとそうではない。
このあたりのギャップがたまらないのだ。今回も、もちろんそう。

とここまで書くと錯覚しそうであるが、国内では唯一の存在となる、
このインドガウル。メスなのである。しかも名前は「イチゴ」という。
なんともアンバランスなのだ。そして、足元は白いハイソックスを
履いているかのよう。ここ最近は必ず全身姿も撮るようにしている。
今回は訪問した時間が早かったのか、バッチリ起きていた。
のっけからいい顔をして座っていたので、撮影枚数が増えてしまった。

しかし、ガウルの撮影はなかなか厳しい。
目がけっこう小さいのと、睫毛が長いのでピントが合わせにくいのだ。
AFならさほど苦労もしないのだが、今回は800mmの画角でマニュアル。
電子ファインダーで緻密なピント合わせをするのは、それだけで時間が
かかってしまう。で、慌ててこれを行うと、間違いなくハマるのだ。
よくあるパターンが、鼻にピントを合わせてしまうこと。けっこう多い。
目に比べて鼻が目立つのと、被写界深度が深いので錯覚するのだろう。
今回も、そういうカットがいくつかあった。鼻ピンは無条件でボツだ。
そんなこんなで、ここに載せられるとホッとする。とりあえず一安心。

そういえば小さな女の子が「イチゴちゃん、イチゴちゃん。かわいいね」
と語りかけていた。傍らにはお母さん。暫く眺めていたが、そのうちに
「バイバイ」と去って行った。そう、この名前はとても覚えやすいのだ。
外せないインドガウル_b0016600_841911.jpg

 (OM-D E-M1/NewFD 400mmf2.8L)
by keiji_takayama | 2017-01-24 08:37 | 金沢動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama