こちらの門から入ると、まずカバのところに行き当たる。
いつものように、カメラには100-300mmを装着していた。
単焦点は持って来なかったので、これがメインとなるはずだった。
カバのところにやってきたら、なんと水中で暴れていた。
こんなシーンは見たことがなかったので、年甲斐もなく興奮した。
これがまずは失敗だった。
慌ててレンズを12-40mmに付け替えて、100-300をバッグに入れて、
のはずが、どうやらちゃんと入っていなかったらしい。
振り返ったと同時に、ゴンッという嫌な音がした。
だが、この時点では撮影のほうが優先だった。
取り急ぎカバのシーンを撮って、レンズを取り上げてみた。
割れてはいなくてホッとしたものの、ズームが動かない。
これが14年ぶり2回目となる機材落下事件であった。
初回は2004年の4月、日本平動物園だった。
カメラが大破したが、次の撮影に間に合わせる必要があった。
急いで行きつけのカメラ店(現在は職場)に電話して在庫を確認、
トンボ帰りで立ち寄って購入したことがあった。
今回も、それと同じことになった。
持っていないと困るので、在庫を確認して確保してもらい購入。
落としてしまったレンズを下取りしようと考えていたが、これまでの
功績を考えるとなかなか厳しいものがあり、ひとまず修理の方向で
見積もりを出してもらうことにした。ショック品ということもあり、
再起は難しいような気もするけど。皆さんも、ご注意ください。
(OM-D E-M1/M・ズイコーデジタル12-40mmf2.8PRO)