ソニーの壁

最近、突如として「ミラーレスで楽しむ標準画角」に興味を持った。

センサーサイズがそれぞれ異なっているミラーレスカメラで 、標準画角となる
50mmを持っていたい、というのが理由である。フィルム時代、購入と同時に
手に入れる「最初のレンズ」といえば50mmだった。f1.4とf1.8など複数が
選べるように用意されていた。加えてキヤノン、ニコン、ペンタックス、オリ
ンパス、ミノルタ 、リコーにはf1.2という明るいモデルも用意されていた 。
それが時代の変化によってズームが主流になり、今ではカメラのレンズキット
といえばたいていがズームレンズを用意される。だからこその50mmなのだ。

手元にはマイクロフォーサーズとAPS-Cのセンサーを採用するカメラがある。
オリンパスE-M1(63,720円)+ズミルックス25/1.4(31,320円)
フジX-T1(63,720円)+35/1.4R(38,880円)
深度は異なるが、どちらもf値は1.4だ。(価格はすべて中古良品のもの)
E-M1とX-T1は相場の水準が同じなので、比較する意味でも面白い。

そして、真打ち的な存在といえるソニー。
これまでラインアップされていたのは、ゾナーFE T*55/1.8ZAだった。
よく写るレンズで、αシリーズを購入するならレンズはこれだと思っていた。
開放F値は1.8だが、まぁそれはいいかと納得していたのだ。
ところが、遂にというかようやくというか、f1.4が発売されることになった。
それが、プラナーT* FE50mmF1.4ZA である。

リリースによれば、Planarとは「平面」を意味し、画面中心から周辺まで高い
像面の平坦性、絞り開放からシャープで高精細な描写を実現しているという。
表現に拘りつつ「撮る喜び」と「持つ喜び」も提供するプレミアムレンズだ。

こんなこと書かれたら欲しくなるに決まっている。ただし、あまりにも高い。
新品の予定販売価格は167,670円。これは、価格もプレミアムものである。
ちなみに、ボディの中古価格はα7が81,000円、α7IIは135,000円。
これと組み合わせるのだから、オリンパスやフジの手軽さとはほど遠い。
それがフルサイズ、ソニーの壁というなら仕方ないのだが、さすがに厳しい。

しかし、使ってみたいと思う。そして、使ったら欲しくなってしまうだろう。
ソニーの壁_b0016600_753781.jpg

(OM-D E-M1/Gバリオ100-300mmf4-5.6)
by keiji_takayama | 2016-07-30 07:53 | 多摩動物公園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama