1つ手前の三浦海岸駅はある意味思い出の多い場所なのですが、京浜急行の
終点となる三崎口にはほとんど出掛けた記憶がありません。おそらくですが、
中学校1年の遠足以来ではないかと思います。ただ、その時は城ヶ島でした。
お得な「みさきまぐろきっぷ」を購入し、三崎口駅の改札に集合です。
このきっぷ、往復の京急乗車券にバスフリーパスがセットになっています。
加えて、指定のお店で使えるまぐろ料理食事券、レジャー施設利用券も付属。
この内容で、横浜発ですと2,940円。かなり安く楽しめます。
三崎口からバスに乗り、目指したのは「小網代の森」でした。
ここは全く知らなかったところですが、自然がほぼそのまま残っていて、
しかも海に近いため、アカテガニの姿も確認することができます。
そして、潮が引くと干潟が現われ、おびただしい数のチゴガニがダンスを
見せてくれました。空には鳥が飛び回り、池にはカエルの姿も。
自然の中にいる生物をたっぷり堪能できて、森の中を歩いているような
清々しい気分に浸れます。施設もキレイで、素晴らしいところでした。
三崎口に戻って食事。
マグロの心臓や胃袋なども乗っている丼を注文したのですが、イメージより
はるかに食べやすくて大満足でした。時間がたっぷり長く感じられ、話にも
花が咲くというものです。ひとしきりカメラ談議のあとは、遊覧船に乗車。
この「にじいろさかな号」、なんと半潜水式。魚のたくさんいるスポットに
到着すると、デッキから地下に降りて魚の様子を観察することができます。
とにかく揺れるのが難点ではありますが、乗らなければ見ることのできない
風景も楽しめました。この内容で3000円ですから、とても安いです。
1日が充実していて、とてもよいイベントになりました。
ここはまた別の機会に、時間をかけて訪れてみたいと思います。