店のレビューなどで、フジのカメラとレンズは使う機会がかなりあった。
X-T1は個人的にも気に入っていたので、レンズテストの際はほぼ必ず
このカメラを使うようにしていた、16-55、50-140、100-400など、
ズームレンズであっても素晴らしい発色を見せてくれるのだ。オリンパスは
動物園などの撮影に使っているが、風景ならフジがいいと感じていた。
初めて一眼レフを使って写真を撮ったのは、小学生のときである。
確か、京王線を撮りに行った。桜上水駅だったと記憶している。
当時は父のペンタックスSVに、付いていた55mmを使っていた。
なんとなくではあるが、それが肉眼に近い画角だということは理解して
いたのだろうと思う。意外とまともに撮れていたので、嬉しかった。
最近はズームレンズを多用するようになった。
ミラーレスはオリンパスがメインだが、こちらのほうは、ある程度どんな
撮影にも対応できるよう、広角から望遠まで揃えている。すべてズームだ。
こうしたシステムがあるので、フジを買うなら50mmの画角が欲しかった。
じっくり写真を撮ることがきっと楽しく感じる、そう思っていたのである。
そんなわけで、レンズはフジノンXF35mmf1.4にした。
135換算では、ほぼ50mmになる。このクラスの単焦点を持つのは、
とても久々になる。せっかくなので、しばらくはこれ1本でいろいろと
撮ってみようと思う。それと、必需品のバッテリーグリップも同時購入、
もちろん、すべて中古で買った。これから、いろいろ楽しめればと思う。