CP+2016 肖像権セミナー①

日付が変わったので昨日の話になるのだが、再びCP+に行ってきた。
ただし今回は、展示ホールには一度も足を向けなかった。
到着してそのまま、会議センターで行われたセミナーに参加したのだ。

JPS(公益社団法人日本写真家協会)副会長の松本徳彦講師による解説で、
「肖像権 こんなときどうする」というタイトルだ。実はこのセミナーは、
一昨年のCP+で開催されるはずだった。この時も事前登録をしていたが、
大雪のためにイベント自体が中止になり、とても残念に感じていたのだ。
これが今年の予定に組み込まれていたので、早速休みを取って参加した。

デジタルカメラだけではなく、タブレットやスマートフォンの普及により
写真を撮ってSNSなどに発表するユーザーが飛躍的に増えた。これに伴い
これまで想定していなかった問題が生じるようになった。その1つとして
「肖像権」が叫ばれるようになっている。もともと法律としての肖像権は
存在しないというが、1962年に起きた訴訟で最高裁が「何人も承諾なし
にみだりにその容貌姿勢を撮影されない自由を有す」として、肖像権に対
する基本的な考えを初めて示した。そして現在では、撮影現場でこうした
肖像権を主張されてトラブルになるケースも多くなっている。つまりは、
もしもいまこうして提訴でもされたら、「問題あり」と判断されてしまう
可能性が十分に高くなるだろう。ツアーで同行する際も、撮影地に子供が
いたりするとお客様が囲んで写真を撮り始めることがある。これが理由で
あとあと厄介な問題が起きる可能性だってゼロではない、と考えていた。

このセミナーは、ではどのようにして対応すればいいのか、どういう点に
注意すればいいのかを解説してもらえるということで、今後のツアーにも
役立つ話を聞けるだろうと期待した。そして結論。とても勉強になった。

(続く)
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(OM-D E-M1/M.ズイコーデジタル300mmF4 IS PRO+テレコンバーター1.4X)
by keiji_takayama | 2016-02-28 09:49 | 多摩動物公園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama
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