スタートした昨年は大賑わいでしたが、シリーズ展開するのはさすがに厳しく、
ここ最近は中止が続いていました。でも今回はなんとか催行。天気にも恵まれ、
お客様は強い動物運の持ち主揃いということで、これまでに開催したなかでも、
指折りの好条件になりました。どこにいっても、タイミングが良かったのです。
この撮影会、これまでは開催時間が概ね3、4時間ほどでした。それがなんと、
オープンの9時半に集合して解散は16時です。時間が長く取れたので、1つの
場所にいられる時間も長くなり、それなりに余裕があったと思います。遠足など
団体もいっぱいで、聞くところによると2000人くらい来園したそうです。ただ
広い多摩ですから、特に大きな影響もありませんでした。晴れてるけど日差しは
柔らかく、風が吹く涼しい陽気。動物たちにとっても、心地良かったようです。
添乗員さんと相談し、解散場所をアフリカ園に設定しました。時間が長いので、
なるべく出口に近いほうがよいだろうという判断です。シャトルバスに乗らず、
まずは歩いてアジア園に向かいました。最初に立ち寄ったのはマレーバクです。
そんなに動いてはいないし、姿を見られればいいかなと思っていたら全く逆で、
のっけからプールに何度も入ってくれたからたいへん。皆さん準備もそこそこに
撮影開始となりました。そのあとは、カワウソ→インドサイ→オランウータン、
ユキヒョウ→レッサーパンダ→ゴールデンターキン→オオカミを撮り、そのまま
戻ってトラ→アジアゾウ。ここで昼食も兼ねてコアラを。どの動物も起きていて
だいたい押さえることができました。アジアゾウは予想以上にシーンが面白く、
結局30分遅れてしまいました。後半はカンガルーからチンパンジー→キリン、
オリックス→アフリカゾウ→ライオン→サーバル→チーターで解散。人気が高い
ライオンの赤ちゃんも姿を見せてくれました。時間いっぱいまでほぼ歩き通し、
という行程でしたが、ケガもなく無事に終えられてよかった。講評会ではどんな
写真が見られるのでしょうか。今から楽しみですね。遠くからご参加いただいた
お客様もいらっしゃいました。とても嬉しかったです。また開催したいですね。
(E-PL5/Gバリオ100-300mmf4-5.6)