ここでも何度か記事にしている。大晦日は年越し蕎麦を食べるのが毎年の
恒例行事になっていた。今年も、いつものように年明けから通い始めて、
当たり前のように半年が過ぎた。先月の上旬だったか、に食べに行ったら
たまたま満席で、また来ますと行ってその日は帰った。ところが、だった。
このお蕎麦屋さん、地元ではかなり知られたお店だった。
おいしいお蕎麦と豊富なメニュー、そして量がとても多い。大きい満足感が
得られるお店だった。それに加えて、接客が抜群に良かったのだ。
住んでいる町に越してきた直後から通っているので、もう4年くらいになる。
いつまでも、ここのおいしい蕎麦を食べられると思っていた。
しばらくタイミングが合わず、なかなか食べに行けない日が続いていた。
ある日、早起きして出掛ける際に店の前を通ったら、張り紙があった。
なんと、6月17日で閉店したというのだった。
全く知らない話だったので、心底驚き、そしてとてつもなく後悔した。
あれだけ世話になっておきながら、最後の挨拶も交わせなかったのだ。
なんとも残念というか、何をやっていたのだろうと思う。
あれからしばらく経過したが、お店の皆さんの姿は見当たらない。
今年は、年を越せない。
(α7II/ FE 90mmf2.8 Macro G OSS)