久々チンパンジー

「不思議なことなどない」と言う人はいるけど、でもやっぱり不思議。
そう思ったのが、昨日のチンパンジーだった。
単に観察が足りないだけ、なんだろうけど。
しばらく長い間、多摩でチンパンジーを撮っていなかった。
たまに立ち寄るのだが、あまり見かけることがなかったからだ。
ここは広い運動場と、ガラス越しに観察することができるのだが、
いつも運動場で撮ることが多かったので、チェックするのもそちらだけ。
こういうことがずっと続いていた。

昨日は撮影会だったので、できるだけいろいろ回ってみようと考えていた。
ただ、1場所での持ち時間はあまり長くない。
キリンやシマウマを見終えてチンパンジーに向かうときも、「とりあえず」
という気持ちが少なからずあった。で、着いてみると案の定だったわけだ。
では移動するかと思った瞬間、左側から1頭がひょこひょこと現れたのだ。
ちょっと眺めていたら、手前のアリ塚にやってくる。
器用に枝を使って、中に入っているジュースを一生懸命になめるのだ。
最初はうしろ向きだった。「こっち向いて〜」という声が聞こえる。
腕を大きく振りかぶるところが気になったので、なんとなく撮ってみた。
しばらくしたら、これはまさに皆さんの力なのだろうか、こちらに向かって
顔を見せてくれるようになった。時間はそれほど長くはないのだけど、
一定の時間待っていると変化が起きる、ことを実践できたのでよかった。
なかにはいい角度で、真正面からこのシーンを撮影されたお客様も。

それにしても、ホントに久々。気の持ちようで、見えるものも変わるのだ。
久々チンパンジー_b0016600_9553172.jpg

(OM-D E-M5/Gバリオ100-300mmf4-5.6)
by keiji_takayama | 2014-11-08 09:56 | 多摩動物公園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama