道路沿いには小さな神社があった。日頃は人の出入りも少なめなのだが、
昨日と今日はここが一気に人で埋まる2日間。お祭りだった。いつもは
仕事のためこの様子を見る事は少ないのだが、今年はたまたま休みと重なり、
部屋にいてもほぼ1日中、神輿を担ぐ威勢の良い掛け声が聞こえてきた。
盆踊りやフリーマーケットと同様、たくさんの子ども達で大賑わいだろう、
そう思ったので、夕食がてらちょっと寄り道して様子を見ることにした。
商店街も神社前の道も、神輿が歩いていた。周囲は大賑わいである。
神社の境内にはいくつかの露店が並んでいた。食品関係が多いようだ。
金魚すくいは影を潜め、スーパーボールすくいだけが出ている。
人気アニメのグッズを扱う店があり、子どもたちの注目を集めていた。
せっかくだから神社にも行こうかと思ったのだが、人が多すぎて断念。
ふと見ると、大きな石が置かれているのに気付いた。
これは出世石といって、大相撲第48代横綱の大鵬が書いて奉納したものを
石に刻んで建立したのだという。大鵬はここで、氏子の子どもたちに稽古を
つけたり、節分祭に参加していたらしい。ここの境内には何回か来ていたが、
それまで全く気付かなかった。身近なところにこんなものがあったとは。
ゆっくり見ることが出来なかったので、そのうちまた見に来てみようと思う。
写真は昨日と同じ、モリフクロウです。違っているのは機材。
昨日はX-T1と50-200mm。レンズをガラスにくっつけて撮影している。
それに対して、今日はE-M5にアダプターを介し、キヤノンの400mmを
装着して撮影したものだ。ISO感度は両方とも同じ、3200である。
E-M5のほうは当然、ガラスにくっつけることはできない。最短撮影距離が
とてもじゃないが合わないからだ。ガラスの反射を受けない場所を探して、
選ばないといけなかった。こうして並べると、なかなか興味深いものがある。
(OM-D E-M5/NewFD400mmf2.8L)