もう1か月が経過したというのに、品薄の状態が続いている。しかも、黒だと
入手困難になっている。まだしばらくこんな状態が続きそうな雰囲気なのだ。
これと並行して、中古業界ではちょっとした変化が起きてきた。それは、昔の
マニュアルフォーカスレンズも、同じように在庫が減っているということだ。
ニコンDfのウリの一つは、現代と過去との融合である。これはつまり、AFの
レンズだけではなくて、昔の非Ai方式と呼ばれるレンズも使えるようにした、
というものだ。実際このカメラは、最近のレンズより、古いニッコールを装着
したほうがカッコ良く見えるし、「やってくれそう」な感じを醸し出すのだ。
そして、さすがのニコンといえども古いマニュアルレンズは安くなってきた。
それが人気と相まって、売れていくのだろう。もちろんそれだけが理由だとは
言い切れない点も多々あるのだが、まるで無関係でもないと思っている。標準
と呼ばれる50mmはまだそこそこの量があるのだが、24、28、35mmなどの
広角単焦点レンズが軒並み少なくなった印象がある。そしてこれは、クモリや
カビなどがある、いわゆる訳あり品にも及んでいて、手に入れにくくなった。
ボディの品不足が完全に解消されるまで、しばらくはこの状況が続くだろう。
写真はラマさん。歩いていたらニコニコしているように見えたので、咄嗟に。
AB− (OM-D E-M5/FD500mmf4.5L)