コンビニのローソンが22日から、全国にある「まちかど厨房」導入店舗にて、
店内で調理する「肉厚ビーフハンバーグサンド」を発売するという。350円。
まず「まちかど厨房」とはなんだ ? というところから始まる。
全く知らなかったのだが、2011年から開始されたサービスらしい。
現在は、8月末現在で全国に1,483店あるという。
もう20年近く前の話になるが、ローソンでアルバイトをしていた。
その頃には当然こんなサービスはなかった。最近では近所にローソンがなく、
職場レベルで考えても身近な存在ではなくなった。ツアーの帰りに立ち寄った
パーキングエリアにあれば、からあげくんを数種類買って食べる程度である。
しかし、その前にアルバイトしていたミニストップでは、20年前の時点で
この店内調理サービスがあった。店頭でハンバーガーを注文することができ、
店内に設置されたスペースで食べることが可能だったのだ。マクドナルドや
ロッテリアでは楽しめない、オリジナルメニューもいくつか存在した。
なかでも面白かったのは、スープサンドと呼ばれるものだ。
ポーションを油で3分間暖め、それをパンの上に乗せて提供するのだが、
コーンポタージュサンド、ガンボスープサンドの2つが用意されていた。
これがなかなかおいしいのだが、いきなりガブリとやるとスープが露骨に
出てくるのでとても暑い。オマケに、指示通りの時間で暖めると外側が
かなり柔らかくなってしまい、パンに乗せただけで溢れ出すことが多々あった。
定番メニューとしてチキンサンド、レタストマトバーガー、フイッシュサンドが
あったのだが、フィッシュサンドはフィレオフイッシュより格段に美味かった。
ポテトやドリンク、フロートなどもメニューに入っていた。アルバイトしていた
店は東急目黒線武蔵小山駅近くにあったのだが、とてつもなく忙しいところで、
うっかりしているとすぐレジに行列ができてしまう。しかも店員は2人だけ。
ハンバーガー類の注文が入ると、店員の1人は作業にかかりっきりになる。
作業時間を計算しながらレジに入り、出来上がりのブザーが鳴ると大急ぎで
手を洗って調理に戻る。こんなことを繰り返していたので、まさに戦場だった。
(つづく)
AB (30D/EF600mmf4L)