ずっと使っていた30Dがついにその役目を終えて、仕方ないので7Dにして。
ところが、出てくる絵の雰囲気がとても気に入らない。確かに画質だけの話を
するならいいのかもしれないけど、目的としている写真はそうではなかった。
だんだんと使っているのが苦痛になってきたので、手放して50Dにしてみる。
この時点で、画素は1800万から1510万に落としたことになる。もともとは
ツアー用に使っていたカメラをそのまま昇格させた。これも 、最初はまあまあ
こんなものかと思っていたのだが、やはり画素の多さが気になる 。写真を見て
ガッカリすることが多かった。これは言葉にはしにくいのだが、画素が多いと
言われているカメラの写真をずっと見ていると、気持ち悪くなることがある。
これが理由で50Dもダメ。ということで、結局30Dに戻した。820万画素が
最も好きだからということに加え、使っていてしっくり来る、という感覚的な
ことを重視しようと思った結果である。画素至上主義のユーザーから見たら、
なんてナンセンスな選択なんだということになるだろう。しかし。写真とは、
そういう数字だけで語れるものではない。特に、ある程度以上の拘りがあれば
なおさらなのである。とまあこんなわけで、またも30Dがメイン機になった。
ただし、これはあくまでも動物園撮影でのことだ。これが風景になった場合、
やはりフルサイズがいい。これは、先日白馬や新潟で写真を撮って実感した。
AB (30D/EF600mmf4L)