問い合わせで「キャップをなくしてしまった」というのがある。そのため、という
わけでもないのだが、レンズやボディキヤップの中古マーケットも当然存在する。
去年、ニコンキャップが値上がりした。純正のボディとレンズリアは¥315のまま
変わらないのだが、レンズフロントの現行型、真ん中でつまむタイプのものが少し
高くなったのだ。77mmが¥735、72mmは¥630である。キヤノンはこれまでと
ほとんど変わらないのだが、初期のEOSボディは¥105になった。レンズリアは、
そのまま¥210で据え置き。FDになるとレンズリアは¥105、ボディが¥525だ。
続いてオリンパス。こちらはレンズリアが¥210とかなり安い。ボディは¥630で
変わらないのだが、全体的に数が少なめだ。ミノルタも¥315のままだ。ボディも
レンズリアも同額である。ペンタックスもそう。¥315である。ただ、Kマウント
Sマウントともボディは人気があり、すぐに売れてしまう。タクマーのリアもその
例に漏れない。まとめ買いされることもしばしばで、供給が追いつかない状況だ。
一方、シグマやタムロンといったレンズメーカー製のキャップもある。こちらは、
どのメーカーもほぼ¥105だったが、これも去年から値上がりだ。ペンタックス、
ニコン、ミノルタは¥210になった。レンズフロントは67mmまでが¥105だが、
それを超すと高くなる。オススメのタムロンは¥315。真ん中ツマミ式のタイプ。
ツマミ部分がとてもしっかりしているので使いやすい。77mmは¥420だが、1つ
持っているとなかなか重宝すると思う。各メーカーとも、レンズフロントは価格が
僅かに異なる。メーカーなどに拘りがなければ、安いものを探して付けるとよい。
そして、最近増えてきた小口径キヤップ。オリンパスは新品が高い傾向にあるので
なくさないよう注意が必要だ。代用も視野に入れて、サイズの合うものを選ぼう。
AB+ (50D/EF600mmf4L)