あまり人気があるとはいえないので、人通りもやや少なめだ。雪もまだそのまま、
かろうじて人が1人ずつ通れる歩道が確保されていた。以前、似ていると言われた
ことがあるので何となく親近感がある。勝手に思っているだけだが。挨拶代わりに
佇んでいる4頭を眺めて、カメラを構えてみた。いつもと同じ、のんびりムード。
ちょっと逆光の位置でじっと立っていたモデルさん。睫毛の奥にある瞳がちらちら
輝いている。この状況だと、フォーカスフレームの広い7Dでは睫毛周辺にズバリ
ピントを合わせてしまうことがある。別の動物撮影でこれをやられて、失望した。
こういうことが重なって手放したわけだが、2ケタシリーズのカメラだと安心だ。
ちゃんと意図した位置に合わせてくれる。ちょっと下向き加減ではあるけれども、
口元を見ると、ちょっと緩んでいるようにも感じるから不思議。冬の撮影ならでは
というシチュエーションだ。撮影はとても寒いが、こういう発見があると楽しい。
AB+ (50D/EF600mmf4L)