どの分野もそれぞれの楽しみ方や工夫があり、極めればとても簡単にはいかない。
では、ツアーの写真はどうなのだろう。一般的には風景写真ではなくて、旅写真に
近い存在なのだと思う。しかし、なのである。出発の日程は完全に決められていて
基本的には自由があまりない。決められた場所、そして決められた範囲内、時間の
制約まである。この限定的条件のなかで何を見つけてどのように切り取り、写真と
いう形にしていくか。これってけっこう難しいのだ。そのために講師がいるけど、
全員で同じ場所で撮っていてもあまり面白くないだろう。つまり、ツアーの写真は
れっきとしたジャンルの1つだと思うのだ。今年は、担当したツアーがこれまでで
最も多くなった。様々な意味において刺激があったと思う。なかなか思うようには
いかないので、のめり込んで行く。来年はもっとたくさんの発見をしていきたい。
(7D/NewFD500mmf4.5L)