ライバルのその後

キヤノンEOS7DとニコンD300S 。APS-Cフォーマットのそれぞれ最高機種という
位置付けである。D300Sのほうはすでに生産が完了しているが、中古市場を見ると
なかなか興味深い動きを示している。流通量の豊富な7Dはどんどん安くなっていて
最近の相場では良品が69,300円まで落ちてきた。8月にマイナーチェンジを行い、
さらに性能がアップしている。この価格で買えるのは大きな魅力だと思う。対する、
D300Sのほうはなかなか品物が増えない状況。所有しているユーザーが気に入って
手放さないのか、なかなか市場に出回ってこないようだ。従って、価格もさほど下落
しておらず、良品では94,500円もする。なんと7Dより25,000円以上高いのだ。

ニコンはキヤノンに比べて値落ち率が低い。つまりは同性能なら、キヤノンのほうが
買い得であるということになる。しかし、買ったときより4万近くも安くなったのは
ちょっと苦笑するしかない感じである。これがデジタルカメラの宿命ではあるのだが。
by keiji_takayama | 2012-09-09 23:57 | Comments(0)

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け20年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama
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