位置付けである。D300Sのほうはすでに生産が完了しているが、中古市場を見ると
なかなか興味深い動きを示している。流通量の豊富な7Dはどんどん安くなっていて
最近の相場では良品が69,300円まで落ちてきた。8月にマイナーチェンジを行い、
さらに性能がアップしている。この価格で買えるのは大きな魅力だと思う。対する、
D300Sのほうはなかなか品物が増えない状況。所有しているユーザーが気に入って
手放さないのか、なかなか市場に出回ってこないようだ。従って、価格もさほど下落
しておらず、良品では94,500円もする。なんと7Dより25,000円以上高いのだ。
ニコンはキヤノンに比べて値落ち率が低い。つまりは同性能なら、キヤノンのほうが
買い得であるということになる。しかし、買ったときより4万近くも安くなったのは
ちょっと苦笑するしかない感じである。これがデジタルカメラの宿命ではあるのだが。