ある業界の話

写真を商売とする、ある業界の話。ここでは、小さく撮影した画面の一部分だけを
拡大して商品化することが多い。つまり。ここで問われるのは、カメラとレンズの
解像力なのである。トリミングがさほど大きくできなかったフィルム時代、ここで
最も人気が高かったのはキヤノンの蛍石搭載レンズであった。だが、デジタル化が
この業界でも劇的な変化を呼ぶ。画素が高ければ高いほど、トリミングの可能性が
大きく広がるわけだ。で、現在の人気は7Dなのだという。拡大して破綻がない、
というのが理由だ。プリントはせいぜいLサイズなので、気になるレベルではなく
商品として通用するようだ。ということで、レンズについてはどうか聞いてみた。

新型が出るまでキヤノンの最新レンズだったEF800mmf5.6L 。これを購入して、
最初に聞いた感想はすこぶる評価の高いものだった。それが、先日発売になった、
EF500mmf4L ISⅡに、1.4倍テレコンのⅢ型を装着して撮ったほうが高画質だと
いうのである。なんでも同じ場所で撮り比べて拡大した結果だという。この知人は
そのへんの「プロ」が束になっても適わない修羅場をくぐり抜けている。たいして
参考にならない評価を並び立てているのとは言葉の重みが違うのだ。レンズ単体の
ほうが良いと思いがちだが、テレコンの性能が大きく上がったということだろう。

とはいえ、現実には全く関係のない世界だ。使っている機材は遥かに遅れている。
ある業界の話_b0016600_232127.jpg

AB− (7D/NewFD400mmf2.8L+ケンコーEXT36mm)
by keiji_takayama | 2012-07-18 23:21 | 掛川花鳥園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama
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