久々の感があるけど、それだけ性能は上がっているということだろう。出勤したら、
すでに入荷しており販売も可能ということだった。とはいえ、この日は別店舗での
勤務だったので、販売に携わることはなかった。もともとの入荷台数はさほど多く
なかったようで、発売日に手に入れることができた幸運なユーザーは僅かだった。
ちらりと見た感じでは、やはりフラッグシップらしい。堂々としたスタイルは、
これまでのモデルを継承しているようだ。当然だが下取り交換が多く、内容だと
大半がD3からの買い替えだと思う。ある意味これが最も正当な買い方である。
性能について今さらどうこう語ることもないが、新たな時代の幕開けとなった。
余談だが、4代目という観点から見れば 、フィルム時代のF4が発売されてから
23年が経過していることになる 。これだけの年月が過ぎてもなお人気がある、
このあたりはさすがニコンというところだ。ちなみにF4もウィークポイントが
あり、それはプレビューボタン。ここを押して「キュッ!」という音が出ると、
修理代は2万円もかかる。日頃プレビューを使わなければ全く気にならないが、
故障の1つには違いない。選ぶ際の重要なチェックポイントの1つなのである。
加えて、年月の経過に伴うファインダーのクモリが多い。オークションで探すと
こういう個体を掴まされることになる。大して金額差はないし、遠方であっても
中古店から通信販売で購入するほうが無難だ。問い合わせ時に確認してみよう。

(kissX4/タムロン18-270mmf3.5-6.3 PZD)

