これが落ちるのである。しかも、持ち主がガッカリしてしまうほど買い取り価格が
急激に安くなってしまうのだ。モデルサイクルが早いこともあるので仕方ないが、
電話などで買い取りの金額を聞かれて答えると、「うわぁそんなに落ちるのか〜」
という声をよく耳にする。しかし、買い取り価格が下がるということは、実際店で
並べられる値段も下がるということになる。しかもデジタル一眼レフは、ちょっと
目を離しているとグッと落ちてしまうので、驚かされることも多々ある。ちなみに
キヤノン2ケタシリーズの、並品程度の相場を挙げていくと、40D(31,500円)、
50D(50,400円)、60D(53,550円)である。現行の60Dは、新品との価格差が
1万数千円しかないのでさほど買い得感はないのだが、それでも5万円台である。
こうして見ると、お買い得な感じがするのは50Dだ。性能を考えればとても安い。
で、2ケタシリーズというと気になるのが7Dだ。7月に購入したときは新品同様が
105,000円だったのだが、なんと並品クラスだと77,700円まで落ちてしまった。
つまり、この4か月で27,300円もマイナスしたことになる。これにはビックリだ。
とまあこんな調子で、カメラ相場を眺めているとなかなか興味深い。来年の3月には
1DXが登場するわけだが、その時旧型となるマークⅣがどうなるか、興味深いのだ。
AB− (7D/NewFD500mmf4.5L)