落ちないレンズ

EF300mmf4L IS USMといえば、キヤノンを代表する望遠レンズの1つだ。手持ちも
可能なコンパクトサイズ、最短1.5mという使い勝手の良さ、安定した描写力など、
高い人気を誇っている。2003年に動物園撮影を始めた頃、専用レンズとして選んだ
最初の1本がこれだった。当時住んでいた錦糸町の、駅ビルに入っていたカメラ店で
ジャスト10万円で購入したものである。初期の頃の写真はこれで撮ることも多く、
かなり世話になった記憶がある。もう手元にはないのだが、これを今買おうとすると
新品同様で9万4500円だ。つまり、8年経過しているにも関わらず、5500円しか
値落ちが進んでいないことになる。これだけ価格を維持しているのは大したものだ。

これは中古市場での人気が安定していること、加えて流通のバランスが理由だろう。
需要と供給がきちんと保たれているので、これだけの長い間安定した相場を維持する
ことができているのだと思う。逆に言えば、リセールバリューが高いということだ。
このレンズは97年に発売された現行型。そういう点も強みだ。修理不能になれば、
300mmf2.8Lでも6〜8万円ほど安くなる。が、リスクを伴うので決断が鈍るのだ。
安心して買えて、売却の際にはきちんと値がつく。ある意味理想的なレンズである。
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AB (7D/NewFD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2011-11-17 23:14 | 金沢動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama