することによって、冷却効果を高める仕組みである。このためユキヒョウも暑そうに
ダレていることなく、けっこう動き回っていた。ところがこれ、ダイレクトに画面に
入ってしまうと、写真を撮るには多少マイナスの要因となる。ソフトフォーカス風の
カットになるからだ。それが好きならともかく、たいていは画質が悪くなったという
評価になると思う。とはいえ、そういうタイミングでこんな顔されたら、条件反射で
シヤッターを押してしまうだろう。まさにそういう状況で撮影したのがこれだった。
心の準備と指の反応には当然時間差がある。これを少しでも縮めるのがシヤッターの
ストロークだ。これが長いと確実にタイミングはズレる。そして、いつ何があっても
いいように集中することも大切になる。こういうものは、連写だけでは得られない。
AB (7D/NewFD500mmf4.5L)