多いと思う。がしかし。飼育されている状況はたいてい、というか殆どが檻だろう。
そのなかの高い場所にいてこちらをじっと眺めている、見下ろしているという感想を
抱いたことがあるのではないだろうか。そうだ、カラフトフクロウはだいたい上から
目線の動物なのである。その風貌もまさにそんな感じ。つまりはとってもエラそう。
大きいこともあるし、じっと見つめられたら。ちょっと萎縮してしまいそうなのだ。
とまあだいたいこんなイメージをいつも抱いている。で、撮る写真もそんな雰囲気。
でも、今回はちょっと違っていた。下から見た表情を狙えるチャンスがあったのだ。
まだ幼いのかもしれないが、いつものエラそうな感じがなくなっていた。見ていると
ピヨピヨ鳴き始めてしまいそうだ。なんともいえず愛嬌がある。このアンバランス。
そういうシーンを間近で楽しむことができるのも、花鳥園の魅力。やっぱり楽しい。
AB (7D/EF400mmf2.8L+EF25)