ピヨピヨ

カラフトフクロウである。けっこう動物園でも飼育されているので、知っている人も
多いと思う。がしかし。飼育されている状況はたいてい、というか殆どが檻だろう。
そのなかの高い場所にいてこちらをじっと眺めている、見下ろしているという感想を
抱いたことがあるのではないだろうか。そうだ、カラフトフクロウはだいたい上から
目線の動物なのである。その風貌もまさにそんな感じ。つまりはとってもエラそう。
大きいこともあるし、じっと見つめられたら。ちょっと萎縮してしまいそうなのだ。

とまあだいたいこんなイメージをいつも抱いている。で、撮る写真もそんな雰囲気。
でも、今回はちょっと違っていた。下から見た表情を狙えるチャンスがあったのだ。
まだ幼いのかもしれないが、いつものエラそうな感じがなくなっていた。見ていると
ピヨピヨ鳴き始めてしまいそうだ。なんともいえず愛嬌がある。このアンバランス。
そういうシーンを間近で楽しむことができるのも、花鳥園の魅力。やっぱり楽しい。
ピヨピヨ_b0016600_0512891.jpg

AB (7D/EF400mmf2.8L+EF25)
by keiji_takayama | 2011-09-03 00:50 | 掛川花鳥園 | Comments(0)

都内中古カメラ店スタッフ。動物園撮影は20年が経過しましたが、ここ数年は山古志の闘牛写真がメイン。全取組を写真で紹介しています。かつてはクラブツーリズムの撮影ツアー講師でした。


by keiji_takayama
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