中古キャップ

一口に中古カメラ店というとカメラ・レンズが主流になるが、様々なアクセサリーも
販売している。これらの中古が意外なほど人気を集めていて、なかには品出しすると
数時間もすれば売れてしまう商品もしばしばである。これについて書くとかなり長い
文章になってしまうが、今回はキャップについて触れてみる。そう、カメラボディや
レンズの両端に装着する、あのキャップである。実はこれ、流通量と新旧によって、
メーカーに価格差が生じているのだ。基準となるのはキヤノンEOS。量の多さでは、
他の追随を許していない。中古とはいえ新品価格がさほど高くないので、値段の差が
小さいと売れなくなる。なので、価格設定がなかなか難しいのだ。EOSと比較すると
ニコン、ペンタックス、ミノルタがほぼ3倍。新品価格が均一ではないので、同一に
語るのは公平ではないが、これら3つのメーカーは概ねこの水準で落ち着いている。
そして、これより1ランク上なのがオリンパスだ。マニュアル時代のキャップはもう
作られていないこともあって人気があり、OMキャップは高値安定傾向が続いている。

たかがキャップといってもちゃんと相場があるのが面白いところ。同じキヤノンでも
マニュアル系はニコンなどと同じ相場だ。そして、ボディキャップが高い。これは、
オリンパスもそうなのだが、作りのしっかりしているキャップは人気も高いようだ。
そして、国内メーカーで高水準なのはやはりニコンである。FやF2の頃のキャップは
1000円を超えるケースも。確かに頑丈そうな作りで、これなら納得もできるのだ。

一方、コンタックス、ブロニカ、ハッセル、ライカはもともと数が少ないこともあり
特にメタル系の品物はとにかく足が速い。毎日のように来店、探しているお客さんも
多いと聞く。値段も決して安くはないと思うけど、拘りの部分でもあるし、気持ちは
よく解る。ちなみに、個人としてはほとんど気にしていないところではあるのだが、
タムロンのレンズキャップはとても使いやすい。つまみがしっかりとしているので、
持ちやすいのだ。純正品以外のキャップは安いが、このタムロンだけは別格である。

何気なく使っているキャップもいろいろ。機会があれば、見比べてみるのも楽しい。
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AB (30D/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2011-02-16 09:59 | 大森山動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama