結露

東京にも雪が降って、駐車しているクルマの上にうっすらと積もっていた。雪景色を
撮影しようと出掛け、その合間に立ち寄ってくれたお客さんも。よく雪撮影のコツを
聞かれるのだが、撮り方云々よりよっぽど大切なことがある。それは撮影後なのだ。

ただでさえ気温が下がっている。暖房の効いた部屋に戻ってカメラを取り出したら、
まず間違いなくカメラとレンズは結露してしまうのだ。要は真っ白くクモってしまい
回復するにはそれ相応の時間がかかる。だが、事はそれだけでは決して終わらない。
一度でも結露したレンズには、100%の確率で汚れが残る。肉眼では見えないけど、
査定時にこれをそのまま出せばほぼ確実に見破られてしまう。つまり評価は下がる。
なぜなら、全体を均一な汚れが覆うからである。これに対応するには、冷えた機材の
温度に対して急上昇することを避ける、これに尽きる。撮影時に濡れないようにと、
必死に心掛けている人のほうが、結露させてしまうことが多い。油断は大敵である。
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AB (30D/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2011-02-11 23:39 | 大森山動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama