アキラ君を撮りに行くと、ストック写真が面白いように増えてしまうのはそのため。
何もせずとも周囲を睨み付けるだけで、チビッ子が泣き出すほどの強さを醸し出す。
撮影中、何人かの子供さんが「こ、こわいよ」と言っていた。多摩ではこうした声が
ほとんど聞こえてこない。距離があるので、そういう意味では安心できるのだろう。
多摩で撮影することが多いので、必然的に遠いことが基準になるわけだ。そうなると
ここに初めて来た人がビックリするのも納得できる。ここまで近いのは珍しいのだ。
そして睨むだけではない。吠える。これがまた、たまらなくカッコいい。絵になる。
A (1D MarkⅡN/EF600mmf4L)
この表情はなかなか撮れないですよ。
ましてや生の吠える声なんて聞いたことないです。
アキラ君に会いに行きたくなりました!
種明かしをすると、けっこう吠えるんですよ(笑)そのため、
狙うチャンスは想像以上に多いのです。しかもここは立ち上がる
台のようなものがあるので、特にこれといった障害物もなく、
実に撮りやすいんですね。とても素敵な動物園なのです(笑)
かつては多摩にも吠えるトラがいて、よく声が聞こえてきました。
何もせずとも絵になるトラですが、吠えるとかなりシビれます。