これは全く予想していなかったのでちょっと慌てた。急いでカメラをセットしたら、
檻に光が当たっていることにようやく気付いた。見えていたはずだが、状況の良さに
面食らってしまったのだ。さあ困った。とにかく、直射の影響が少なくてなおかつ、
背景処理のできる場所を探す必要がある。カメラの視野率100%が救いだ。ちょっと
左右どちらかにカメラを動かせば、すぐに余計なものが写り込む 。ギリギリの隙間を
見つけてサイチョウの表情を捉える。時間はさして経過していないのに、たくさんの
情報を頭の中で整理する必要があった。こうして、サイチョウを撮れた。これまでに
何度か載せているが、ようやくマトモに撮れた気がする。嘴のデカさを強調できた。
多摩動物公園で、トラの赤ちゃんがいよいよ屋外で公開された。たくさんの人が見に
来ていたので、連写の音が鳴り響いていたらしい。でもここは、やはりマイペース。
AB (D3/FD500mmf4.5L)