不注意から湯船の中に落としてしまった。当然、すぐに気付いて拾い上げたのだが、
3秒ほど水中に浸かってしまった。救った直後は液晶画面に文字が出ていたけれど、
みるみるうちに何も表示されなくなった。その後はウンともスンとも言わず。かなり
愛着があり、ケイタイとして使わなくなってからも、目覚まし時計として頑張った。
さすがにこれは申し訳ないことをしたと思い、何かあるごとに動かそうとしたのだが
全く生き返る兆候すら見られなかった。ところが、ついさっきのこと。いつも通り、
電源を入れてみたら。ピロピロリー、という音とともに、何事もなかったかのように
動き始めたのである。充電もこれまで通りできる。全く問題なく、見事に復活した。
そういえば、長いこと使っているEOS30Dもそうだ。雨の中で数多く使用している。
ほとんど水没に近い状態に何度も陥っていて、液晶画面が消えることもしばしばだ。
それでも、乾くと元通りに使えるのだ。メーカーは、基板が腐食していてアウトだと
死の宣告をしてくれたが、その後2年近く全くノントラブルなのである。水に弱い、
と言われる電化製品だが、意外とタフにできているものだ。もちろん、そんなことを
製品の特性として謳ってしまうメーカーは皆無だろうけど。それにしても良かった。
AB− (30D/Ai-s Nikkor ED 600mmf5.6)