ジャンクレンズ

予想はしていたことだが、やっぱり嵌り込んでしまった。そう、ジャンク沼である。
カメラ雑誌を眺めると、壊れていると謳っているカメラが動いてちゃんと撮れたぞ、
なんていう読者の投稿をよく目にするのだが、それを販売する立場になってみると、
これはもうまさに宝箱のようなものだ。目の前に餌を与えられた動物たちみたいで。
当然難はいくつもある。カメラはホントに動かないものも多数あるのだが、レンズは
カメラ以上に掘り出し物が多いので、棚に並んでいると欲しくなることもしばしば。
で、ここの店舗では圧倒的に広角・標準系レンズの人気が高い。特にニコンである。
出てくるとまず間違いなく数時間で売れてしまうのだ。ズームはまだしも、短焦点は
下手すると争奪戦になるほどで。まぁ、これは困った問題でもあるのだけど・・・。

ところが、である。望遠レンズは人気が低い。特に昔のレンズメーカー製のものは、
なかなか売れない状態だ。デジカメで使えないレンズは特にその傾向が強いのだが、
キヤノンの純正でも、売場にしばらく残っていることがある。となると出番なのだ。
望遠しか使わないので、試しに1本購入した。マトモな状態なら3万以上するけど、
ジャンクは数千円だ。持ち帰ってテストしてみると、きっちり動く。中を見てみると
確かにカビと汚れがあるが、このレンズはもうキヤノンでは修理不能なので、それが
ジャンク品になった理由だと思われた。それでもちゃんと写る。いい買い物だった。
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AB− (30D/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2009-07-11 00:20 | 大森山動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama