6年越しの初対面

ズーラシアに行ってきました。目的はテングザルです 。2003年に動物園撮影を始めた
当時のことですが、動物のことをあまり知らなかったので本を購入しました。動物園で
見る、撮ることのできる動物がたくさん載っていたのですが、そのなかで大きな興味を
引いたのがテングザルだったのです。それは、芥川龍之介「鼻」に出てくる禅智内供を
連想させるようでした。大きな鼻がとても目立っていて、とにかくこれを見てみたい、
単純にそう思わせる風貌でした。愛知・犬山のモンキーパークにいると載っていたので
問い合わせてみましたが、なんと亡くなってしまったとのこと。そしてこれで、国内の
テングザルはいなくなりました。一目惚れした相手に会うことは叶わなかったのです。

6年の歳月が流れ、なんとズーラシアで公開されることになりました。噂ではいろいろ
聞いていたのですが、約1年遅れての正式公開になったようです。あちこちに貼られて
いるポスターには、確かにあのでっかい鼻が!これは期待できそうです。と思ったら、
隅っこに小さく、やってきたのは子ども5頭だと書いてありました。つまり、まだ鼻は
大きくないんですね。大人になるまでもうしばらく、観察を続けることになりそう(笑)

初対面のテングザルたちは、よく動いていました。アクロバティックなシーンもあり、
なかなか目が離せない存在です。でも写真撮るのは一苦労でした。元はキンシコウが
入っていたところにいますが、いつも撮っていた檻側のところにシートが被されていて
ガラス越しでしか見られません。で、こっちからの撮影は以前から大の苦手なのです。
つまり口径の大きなレンズを使うと、ガラス面との平衡性が保たれなくなるんですね。
予想通りの悪戦苦闘になりました。何とか撮ってはきたけれど、これからどうしよう。

鼻はまだ小さいけど、角度によってはなかなか面白いカットが撮れます。頑張るぞ〜。
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B (30D/EF600mmf4L+EF12+EF25)
by keiji_takayama | 2009-06-19 23:02 | ズーラシア

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama