花束

今日明日は地元のお祭りである。駅の改札を出たら独特の明かりがいっぱいだった。
食事しようと入ったファミレスは、若いコで賑わっている。かつてそうだったように
楽しそうな大声を出して。1人で来ていたのは、ほかには皆無だった。何年ぶりかで
雑炊を注文。懐かしい味を楽しみ外に出てみると、ひんやりした風が心地よかった。

斜め右の視界に入るものがあった。花束だ。電信柱にしっかり括り付けられていた。

実はこれ、気付いたのは数日前だ。そのときは地面に置かれていて、煙草の吸い殻も
いくつか近くにあった。それが今朝は、通勤時に見かけたら3倍の量になっていて、
電柱をぐるりと取り囲んでいる。加えて、花束の大きさも比例してきた。おそらく、
交通事故で亡くなってしまったのだろう。たくさんの友人をもち、きっと親しまれて
いる存在だったに違いない。事情は知らないが、花を手向ける皆さんの無念が伝わり
じっとそれに見入ってしまう。この花はどこまで増えるのだろう。考えさせられた。
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AB (30D/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2009-06-07 07:33 | 大森山動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama