FD500mmf4.5L(旧)

雨続きということもあるけど、最近はFD500mmの出番が多い。このレンズ、外見は
ボロボロだ。あちこち塗装が剥がれているし、純正の三脚座もない。旧FD400mmの
三脚座を強引に付け、ガムテープで固定している。で、一脚に載せるときバランスを
保つため、ニコンの三脚アダプターを使用。一見すると、とてつもなく変な装備だ。

ところがこれ、条件が揃うと驚くほど好みの描写を見せる。ピントの芯はしっかり、
あとはボケてしまうのだ。このふんわりした感覚はデジタルレンズではまず出ない。
とはいえ、それを引き出すのが一苦労。AFのレンズならまず失敗しないシーンでも、
目元にピントを合わせるつもりが鼻先に来てしまう、ということが頻繁に起きたり。
縦横の切り替えをするのにいちいち雲台を動かす必要があるので、撮影開始するのに
やたらと時間がかかるのだ。失敗が多いけれど、これを使いこなせるようになったら
たぶん様々なストレスから解放されるはず。というか、これで撮ってみたいと思う。

ちなみにこの500mm。FDといってもNewではない。旧型なのだ。探そうとしても、
作られていた年月が短いからまず間違いなく出てこない。コスト的に合わなかった、
のではないかと思うほどだ。なぜなら、Newより写りが良いから。両方使ってみると
ハッキリ解ってしまう。この頃のキヤノンには、明確な目的があったからね・・・。
FD500mmf4.5L(旧)_b0016600_1095973.jpg

AB+ (30D/FD500mmf4.5L)
by keiji_takayama | 2009-05-25 10:10 | 大森山動物園

いつもは中古カメラ店でカメラやレンズを売ってます。休日になると、望遠レンズを担いで各地の動物園や闘牛場で撮影活動。動物たちの表情を追い続け16年が経過しました。旅行会社で撮影ツアー講師を務めています。


by keiji_takayama