日本市場に参戦することになった。クルマの評価について様々な意見が出されたが、
ウチのセンセイは「本当の評価が出るのは少なくとも10年後だよ」と語っていた。
これはどういうことかというと、そのくらい年月が経過すれば走行距離10万kmを
超えるクルマも出てくるだろう。その段階で、どのくらい状態を保っていられるか、
が答えの1つであると考えていたようだ。まだ、この結果は出ていないけど・・・。
これをカメラに当て嵌めてみると、キヤノンFDレンズが該当する。発売されてから
20年が経過したわけだ。お客様からの買い取り品を査定していると、FDはとにかく
クモっている品物が多い。これには驚いた。以前使っていた500/4.5Lはさすがに、
そういうケースはないけれど。同時代のニコンと比べると、差をハッキリと感じる。
写真のトリはタゲリといいます。嘴とちょろ羽のラインが一直線ですげえ。美しい。
AB (30D/EF600mmf4L+エクステンダー1.4×)